なぜJBLのスピーカーなのか?!



この連休中に新時代のオーディオに相応しい機材を選定して購入し、セッティングして音出しをし満足のいく結果が得られました。スピーカーにJBLのエントリーモデルを選びましたが、ではなぜ今JBLなのでしょうか?



背景


オーディオを趣味とするようになったきっかけは、中学校時代に玄関先に置かれた廃棄予定の真空管式白黒テレビの裏蓋を外して中を覗いたことでした。そこから真空管などの部品を外して自作のアンプを製作したのが始まりです。

社会人になるまでは自作の手作りスピーカーやアンプなどを組み立てるのがメインでした。当時の情報収集はもっぱら雑誌がメインでした。

【オーディオ】「歪も音の内である」by 長岡鉄男?!

社会人になってからは仕事が忙しくなり、メーカー製品を購入して楽しむようになりました。結婚して収入が増えるのにともない次第に高額な買い物をするようになり、妻から睨まれるようになりました。

スピーカーのメーカーでは、最初は国産品の三菱(ダイアトーン)などでしたが、しだいにヨーロッパ製品(B&WやDALIなど)になり、なぜか最終的にはアメリカ製品(BOSEやJBLなど)になりました。

DALI【Zensor1】はコスパ抜群のオーディオスピーカー

オーディオ評論家からは低い評価を受けていたアメリカ製品を愛用するに至ったきっかけは「生活の中に溶け込むオーディオ」を標榜し始めたからです。

JBLが使っていた「接着剤」


今回最終的にはJBLに至ったわけですが、そのきっかけになったのが「接着剤」でした。例えば、以下のような記事が参考になります。

接着材について " PARC Audio/ウッドコーンや自作スピーカーのドリームクリエーションです

その一部を抜粋して引用します。

・・・私が接着剤の影響について知ったのは、ビクター時代のことです。

当時のビクターはスピーカーユニットの他社へのOEMも含めた部品事業をやっており、スピーカーユニットのいろいろな要素技術を真面目に研究していたのですが、中でも接着剤については当時の日本メーカーの中でも突出していたように感じます。

JBL等の名機といわれるモデルを解析し、接着剤の分析も行い、アメリカの接着剤メーカーから高いお金を出してわざわざ輸入して使用したのも、その一例です。

後で分かったことですが、このJBLが使っていた接着剤はスピーカー用に開発されたものではなくアメリカでは一般に市販されているものだったのですが、その臭いと粘度の高さからくる作業性の悪さから、日本の量産モデルでは到底使えるものではありませんでした。

それを当時のビクターはシステムコンポのクラスまで使ったのです。実はビクターのスピーカー製造部は当時非常に怖い存在で、設計者も何かあるとすぐラインに呼びつけられて怒られたものです。

その怖い製造ラインの関係者に彼らが最も嫌うタイプの接着剤を使わせるわけですから、その説得たるや本当に大変でした。でも今では、大手メーカーでもそのようなことをできるところはほとんど無くなりつつあります。・・・
当時はJBLはプロ向けのスピーカーや音響機器がメインだったので、量産性より「音」そのものへのこだわりが強かったのだと思います。

最近では世の中の変化とともにコンシューマー向けの製品がメインになってきていますが、そうは言ってもコンシューマー製品のプロモーションにも「プロ」という言葉が出てきます。

JBL、プロ用モデルのホーン技術を採用したスピーカー「STAGE」シリーズ。ペア2万円から - PHILE WEB

あくまで私の個人的な好みによりJBLに決めたのは確かですが、こういった今までのメーカーとしての歩みを見続けてきたプロセスが判断を左右しているわけですが・・・

手作りスピーカーキットに「瞬間弾性接着剤」を使う?


今回のオーディオ機材を部屋にセッティングするスペースを確保するために部屋の整理をしている最中に、2017年の夏に購入してホコリをかぶっていた「手作りスピーカーキット」があるのを発見しました。

パイオニアQWT方式「手作りスピーカー」を雑誌付録で!「当たればホームラン」とは?!

もののついでにこのキットも組み立てて今回のオーディオ機材に追加しようと考えています。スピーカーの自作は久しぶりですが、キットなので1日で完成できると思います。

今回は接着剤について考えてみました。通常は「木工用ボンド」を使うのですが「瞬間弾性接着剤」を使うことに決めました。


この接着剤は短時間で硬化しますが、硬化後もある程度柔らかさを保つ「ゴム状弾性体」になります。

従来使っていた接着剤は、硬くなることで振動を「止める」わけですが、一方でスピーカーボックス内部では音波がハードなコーナーで反射し共振するわけです。それを防ぐためにグラスウールやフェルトなどの「吸音材」を充填します。

今回のキットは構造上内部に吸音材を充填できないので、発想を変えて「ゴム状弾性体」で固定することで、キャビネット自体に振動をある程度吸収する効果を持たせようとしています。

これは私の独断と偏見による思い付きなので、特に科学的な根拠はありませんが・・・

まとめ


YouTubeによるこのパイオニア製6cmフルレンジスピーカーとQWT方式エンクロージュアによる「手作りスピーカーキット」のデモ演奏は以下です。

サックスジャズと6cmフルレンジオーディオ #空気録音 OMP-600とEL34真空管アンプ

私が自作した過去の手作りスピーカーボックスと比べると、今回のキットは最小サイズで最軽量です。おそらく材料費も最安価だと思います。

ちなみに、今回セッティングしたフォステクスのフルレンジとJSP方式エンクロージュアの材料費はペア合計で約4万5千円でした。時間と労力も含めると自作はけっこう高くつきます。


この3セットのスピーカーをハイレゾ音源で鳴らして、比較録音したMP3を以下の記事で聴けます。

手作りスピーカーキットを新時代オーディオで比較?!

ではでは、きらやん


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